大自然紀行


無事チェックインを済ませ、空港で見つけたVarirataNationalParkへ行く ツアー(参加者は私だけ)を申し込もうと宿のオーナーにオフィスの場所を パンフレットを見せて聞くとこの町にないから電話してあげるとのこと。 電話をかけてもらいツアーを申し込む。実はこの時点でこの国の通貨キナが 不足していることに気付いた。今日は土曜日。明日は日曜日。明後日は 元日で祝日。その次が帰国日。つまり、帰国日まで両替ができないのだ! ガーン。どうしよう、、、ここで私は電話しながら策を練った。アジアで 良く使う技、「米ドルで払うからディスカウントしてよ」 決まった! これでキナを使わずにしかもツアー代金を安く仕上げることができる! 勝利の美酒に酔いしれようとした時、私の狙いを打ち砕く返事。「米ドルは 受け取れるが、ディスカウントは難しいな、、、、」「なにぃぃ!」 この素晴らしく苦肉の策的ディスカウント交渉術が駄目なのか!? 今度は丁寧にお願いした。「頼むからディスカウントしてくれ」すると どうだろう、わずかながらディスカウントの要望に応えてくれた。これで 気を良くして私はじゃ、1時間後に宿に迎えに来てくれと言い、部屋に荷物を 起きに行く。ココまで付いて来てくれたPMVの車掌には「そいう訳で 一緒に遊べない。すまない。16時に終わるツアーだから、、、」と 言ってとりあえず、引き取ってもらった。

私の部屋は2階。階段を上り、共同シャワーの前を通った時にパンツ いっちょうで登場したのが第2話で紹介したリーダー氏である。 いきさつを簡単に話して今しがた申し込んだツアーに一緒に行きましょうと 誘ったところ、即OK。出発を待つ。

ピックアップ予定の時間が近づいた時、お迎えが来た。なんと時間 ピッタリである。今まで大体の国を旅したとき、待ち合わせ時間というのは えてしてあいまい、適当なものだった。しかし、イエメンに引き続き この国も時間に正確だった。

車は一路、VarirataNationalParkを目指す。途中、第2次世界大戦の 豪州兵戦没者共同墓地に寄り、ポートモレスビーの3大水力発電所や、 ポートモレスビーで最も大きな滝を見て、ようやく国立公園に到着。 ここでは車を降りて、山の自然歩道のような道を歩く。道のそばでは 蝶が舞い、小動物(トカゲのような)が駈け抜け、怪しいキノコが生え、 コーヒーの木なんかも育っていた。ガイド氏は私の故郷ではもっと沢山の 蝶や動物が見れるとしきりに自慢していた。

あまりに遠いところにあるので小さい滝に見えるが
実際は大きい

更に奥に進むと鳥の声、虫の音、風の音、、、そして、南の島のフローネ ではないが、木の上に昔は人が住んでいたという家があり、不安定な ハシゴを登りてっぺんの部屋?家に到達。割に涼しくて、そしてそれまで いた蚊のような虫系は一切ない。考えられた家だった。

このウォーキングが面白かったので、続けてウォーキングをしたいと ガイド氏にリクエストすると、今度はツアーのドライバー氏が代わりに ガイドしてくれた。今度の道はミニジャングルのような道で川で身体を 洗っている人も居た。全身がシャボンまみれで、思わぬ珍客に彼は 前を一生懸命隠して、私たちが去るのをずっと見つめていた。リーダー氏が 注目していたのには笑けた。きっと写真を撮りたかったに違いない(笑)

ウォーキングが終わって、かなり見晴らしのいい高台に到達し、暫く リーダー氏、ガイド氏、ドライバー氏と私で語り合った。その中で ガイド氏は良く歌を歌っていたので、私は一曲歌ってくれとリクエスト。 その歌声の録音に成功。彼は結婚式のときに歌う歌を歌ってくれた。

さて、腹も減ったなぁとポートモレスビーまで戻ることにしてレストランを 探す。が、!!店という店がことごとく土曜日で閉まっていた。 このガイド氏も開いている店を知らないらしい(役立たずめ!) リーダー氏の持っているガイドブックと私の持っているロンリープラネットで あらゆる店に当たるが見つけることができず、結局1時間くらい探し回って、 なんとか開いていたスーパーで買い物してビーチのベンチで昼食。 リーダー氏と私は彼らにも飯をおごってやる。なんていい奴なんだ、私ら。

ハエが寄らないようになんかの束をずっと振ってる

腹も一杯になったことだし、飯をおごって恩を売ったことだしで、 リーダー氏と私は鬼になった(笑) 私は絵葉書を買いたい、ポートモレスビーで一番高い丘に上がりたい、 できればマーケットも見てみたい。リーダー氏は島に渡るフライトを 知りたいのでエアポートホテルに行って欲しい、市場に行きたいと リクエストのオンパレード。でも、彼らはいい奴らだった。すべて叶えて くれたのだ。感涙。 かくして最後の観光場所であるマーケットで私は写真を撮ろうと構えた。 するとどうだろう、周りから大人子供構わず、わぁ〜っと人が集まってきて 記念撮影。

いろいろあった1日もなんだか知らん間に過ぎ去っていってしまい。 まともに食事にありつけることなく無事?初日を終えたのでした。 ちなみにその晩は何を食ったのかちっとも覚えていません。 リーダー氏、もしこれを読んでいたら何を食ったか教えてください(笑)


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