さて、アブダビでの超高級ホテルで睡眠を取り、翌朝11時のフライトで一路
イエメンの首都サナアへ飛びました。無事サナアに着いて空港でリコンファームを
済ませようと航空会社のオフィスへ行くが英語が通じない。(^^;; 仕方なく英語の
分かる人が来るまで事務所で待つ事にし、事務所内を物色する。なかなか面白い
ステッカーなどがあるので「くれ」と要求し、ちゃっかり頂く。その時、もう一人
日本人が現れた。どうやら同じフライトだったらしい。私の第一印象はどっかの
町医者?彼はでも違った。群馬から来たY氏。後日談になるがY氏は私やI氏
夫婦達を見て「(・・・学生の仲良し旅行かな?それだったら私に入る余地ないな)」
と思っていたらしい。ちなみにI氏もさっちゃんもY氏を見て先生っぽいと言っていた。
私はDr.の先生。I氏夫婦はTeacherの先生。いずれにせよ先生っぽい
ってことで、後にY氏は皆から「先生」と呼ばれることに。
これで今回の旅の話に登場する日本人は全て揃った。す、少ない・・・(^^;;
空港から外に。やや雲が掛かっているもののイエメンである。到着した事の興奮で
見るもの、聞こえてくるもの全てが新鮮に感じる。5人で交渉したタクシーに乗り、
エアポートロードを行く。イエメンに特徴的な土煉瓦を積み重ねて作られた家々。
タクシーは私たちが指定したところに着かなかった。面倒くさいのでそのボロイ宿で
私は泊まってもいいと思った。しかし、新婚旅行の二人には可哀相ではないか?
パッカーのI氏は問題ないとしても、、、I氏はさっちゃんさえ良ければと。
さっちゃんが部屋を偵察に行く。「私はここでもいいよ〜。」元気な声が2階から
聞こえてきた。これで決まりである。私はボロさの割に割高な宿泊代金がネック
だったので岐阜人のY氏(先生じゃない方のY氏)と部屋をシェアすることにした。
これで宿泊料金が半額である。で、2階に上がる。「うっ!」トイレの匂いが階上に
上がっただけで鼻を突く。パッカー未体験のさっちゃんは本当にOKしたのか?
「匂いはあれだけど・・・」とさっちゃん談。部屋はまあまあ。広い部屋にマットレスが
ひいてあるだけのシンプルな作り。シンプルすぎて何もない。荷物をとりあえず置き、
さっそく後日行くであろうサユーン行きの飛行機の予約と帰りのリコンファームの為に
街に出る。ボチボチ街を眺めながら行くので足取りはゆっくりだ。私はこういうのんびり
した旅が好きだ。空港のイエメニア航空(イエメン唯一の航空会社)のオフィスで
職員に40%割引の紹介状を書いてもらっているので心強い。人によっては日本円にして
4〜5万円を払った人も居るというのにその紹介状があれば僅か160ドルで買える
事になっていた。安心して航空会社のオフィスに行く。いくつか当たるがやはり高い。
やはりイエメニア航空のオフィスに行かねばならないか?その時、クウェート航空の
オフィスの女性は愛想も良く、親身になって相談に乗ってくれ160ドルで購入できる
という事で予約をする事に。翌日のフライトで行き、2泊して帰ってくるというパターン。
しかし往路がキャンセル待ちとなる。それ以外なら3日後のフライトで行き3泊するタイプ。
ちなみに先生は帰国が5/4(つまり4日後)で時間がない。岐阜人のY氏は3泊するなら
1泊だけして帰る便にするといった。結局、翌日のフライトで2泊できるタイプを全員
キャンセル待ちをかけて、私とI氏夫婦は3日後飛び2泊するタイプを予約した。
20時にもう一度来てくれということでリコンファームの電話をして、最初の食事を
とる。みんなでチキンを丸ごと食べ会う。大勢で旅ができる時の喜びだ。全く一人の時は
少し食事時が寂しくなる時がある。
20時前。クウェート航空オフィスへ行く。やはり翌日のフライトはとれなかった。
この時点で先生はサユーン行きの道が閉ざされた。私とI氏夫婦は3日後のフライトで
2泊するタイプの予約ができた。Y氏はもともと1泊するタイプだったが2泊するタイプに
変更したいと申し出たがすでに予約一杯だった。とりあえず発券してもらい。宿に戻る。
初夜。何という響きだろう、、、私の初夜(笑)は岐阜人のY氏と迎える事になった。
ちゃうちゃう。ハニム〜ンなら初夜ともで言うだろうが私にとってはなんの変哲もない
単なる旅先での初日の夜になる予定だった。
が、旅の神はちょっとした悪戯を私たちにした。
それも嬉しい悪戯を。
ちょっと前にイエメン風のサウナ風呂に行った私とY氏は喉が渇いていたので、
水でも買いに行きましょか?ってみんなを誘って先生、I氏夫婦を伴い夜の散歩も
兼ねて旧市街のお菓子のような家が連なる世界遺産の街中を歩いていたら細い路地に
あたり、大勢の子供達にまた囲まれました。やがて今度は大人たちが皆こっちに
いらっしゃいと手招き。誘われるまま土煉瓦作りの高層建築(7〜8階建)の螺旋階段
のように巡らせられた階段を上へ上へ上がっていく。一人なら怖くて行けないが今日は5人。
やがて日本で言うところの応接間に当たる「カートルーム」がある最上階に到達した。
熱気がこぼれている。
楽器を演奏し、手拍子が打たれ、歌が歌われている音が漏れている。恐る恐る足を踏み入れる。
なんと、結婚式の宴会場だった。しかし、男だけ(^^;;
さすがアラブ社会。イエメン名物カートをやってるおっちゃん、兄ちゃん、おじいちゃん。
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今夜は特別。子供たちはおめかし。
でもやっぱり子供。写真には写りたい。
彼らの熱狂ぶりはすさまじい。
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締め切った部屋でタバコを吸うやつ。
歌って手拍子を打つやつ。
イエメン名物カートを噛むやつ。
めいめい思い思いに新郎を祝います。
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カートを噛んでこぶとりじいさん。
今宵はめでてぇなぁ〜。
立ち上がり手拍子を打ち、ノリノリ
じいちゃんは嬉しくてしょうがない。
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