いざ砂漠へ


さて、私の新婚旅行はイエメンの国内線に乗って移動する先ですら 続きます。新婚旅行にココまで同じ行程で良いのだろうか?なんて 思ったりもしましたが、一度乗った船です最後まで・・・です、ネ? というわけで首都サナアからイエメン唯一のエアラインである イエメニア航空のサユーン行きに乗るべく早朝4時起き。えっ?なぜ? それは・・・。イスラムのお祈りであるアザーンにこの旅で初めて 起こされたのです。街中のモスクのスピーカからバカでかい音で 彼らのお祈りが流れてきます。
アッラ〜フ、アクバル
アッラ〜フ、アクバル
アッラ〜フ、アクバル
アッラ〜フ、アクバル・・・

でもちょうどいい。どうせ5時おきで7時には空港に行かねばなら ないから・・・。
しっかし、このお祈りが面白いのは生のお祈りの声を流しているという事。 つまり、お祈りをしている人(代表者?)の声がそのまま流れている点です。 どういうことかというと、なぜかデカイ声のほうがいいとでも思っている のかどのスピーカからも思いっきり声を張り上げて、キバっている声が 流れているのです。あまりにも頑張りすぎて咳き込んでいる 人もいる。これはあまりにもカッコ悪すぎる。 こんな感じ。
アッラ〜フ、アクバル
アッラ〜フ、ゲホッ、ゲホッバル
アッラ〜フ、アクバル
アッゲホッ、ゲホッ、ゲホッ、 ゲホッル・・・

さて、飛行機に乗り込んだ。機内預けの荷物は自分で飛行機のコンベアに 責任を持って乗せなければイケナイ。I氏夫婦は今回荷物が多いので機内預け荷物 があり、それをコンベアまで運ばねばイケナイ。しかし、飛行機の席は自由席。 ということはいい席を取るためにはソッコーで乗り込まなければイケナイ。 ということで私がI氏夫婦の席もキープすることにした。責任重大だ。左側が シバームの街並みが見れるということで私も含め左側の窓際をキープ。 新婚旅行見届け人としてはお安いご用です♪
、なんとシバームの街は右側だった。 砂漠の摩天楼を飛行機から見るなら左側の席を死守せよという情報があった ためにせっかくキープしたのにぃ〜。 ということで飛行機からシバームの街を望むことはできなかった、、、残念 しかし、復路があるサ。

で、着いたのはサユーンという砂漠の街。私は虫刺されがひどくてちょっと快適な 宿にしようと思っていたのとI氏夫婦もいい宿にしたいと思っていたので、私が 旅立ち前にイエメンに行ったことのある友人から聞いていたプール付の宿に向かう 事にしました。サユーン空港の地図に唯一載っていたくらい有名なようだ。。。 着いてびっくり。プールはある、部屋にトイレもバスルームもTVもエアコンも、 そして・・・冷蔵庫もある!!!!!!!! めちゃくちゃびっくりした。なんで冷蔵庫?これで11ドル。私には高級ホテル だがこんなに充実してたら逆に怖い(^^;; で、しばらく休憩してからサユーンの街に散策に出かける。砂漠なだけに暑い! ということで昨夜、I氏、先生共に購入した頭に巻く奴をつけた。 かなり涼しくなる、、、 お昼を食べる、かなり安い。アイスを食べる、そうとう安い。やはり都会より 少しは安いようで・・・。おなかもいっぱいになったことだし、ちょっと近郊の街に でも・・・ということで”タリム”という街まで乗合タクシーで行きました。 最初、誰も乗っていないライトバンのタクシーに余裕で座れると思ってたけど、 I氏のアドバイスにより3列目の座席に3人が小さくなって乗り込み、暫くすると 真中の座席に大の男が4人ぎゅうぎゅうに座り、助手席に二人座り前が見えない 状態になってタクシーはとりあえず出発。途中、一人乗せさらに窮屈になって 車はひた走る。数人は降りたものの結構な数の客がタリムまで行き、降りて タクシーの運転席側の窓からお金を手渡す。もう夕方が近く、ラクダの放し飼いを 見て、町外れの丘にあがり夕陽を眺める。しかーし、ゆっくりしすぎて地上に 降り立ったときはあたりは。街に街灯らしきものはほとんどなく、 だんだん怖くなってきた。しかも、道に迷った! 必死になって明るい方向を目指す。次第に汗が出てくる。これは砂漠に居るから? イヤ、夜の砂漠は冷え込むはず、、、 そのとき!
1台のタクシーが通りかかる。逃すものか!私たちはタクシーを止め、サユーン まで行くように交渉する。値段もそんなに高くなかったので妥協。 タクシーの運ちゃんはちょっとシャイ。外国人の私たちに気を使ってカセットテープを マイケルジャクソンの曲なんかに変えるのでそれまでのアラブ調の曲の方がいいと わざわざ私たちはリクエストした。 砂漠にまっすぐに延びる道。ふっ、と天を見上げると・・・
満天の星空
北海道で見たあの星の数の比ではない。さすが、砂漠。さえぎるものが何一つ ないのだろう。光もないし、スモッグもないし、、、 できることならこの辺りにテントでも張って寝てみたい。 でも、身の安全などを考えると素直に帰ったほうがよさそう。。。私は心の中で 残念に思いながら星をずっと眺めていた。


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